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株式投資は、正しい知識と経験を積み重ねれば、長期的に資産形成を目指せる有効な手段です。
しかし、投資を始めたばかりの初心者が、いきなりうまくいくケースは多くありません。
実際、多くの投資家が「最初の数年は失敗の連続だった」と振り返ります。
ただし、ここで注目しなければいけないのは、失敗そのものではなく「同じ失敗を繰り返すこと」です。
そして初心者がやりがちな失敗には、共通パターンがあります。
今回は、株式投資初心者が特に陥りやすい失敗を5つ紹介し
なぜ失敗するのか、どうすれば防げるのかを具体的に解説します。
これから投資を始める人も、すでに始めている人も、ぜひ一度確認してみてください。
本記事の内容
株式投資のよくある失敗例を理解できる
失敗の対策を理解できる
失敗① 短期間で大きく儲けようとする

初心者が最初に陥りやすい失敗が、「短期間で一気に利益を出そうとすること」です。
SNSやYouTube、投資系ブログでは
「この銘柄で大きく儲かった」「たった数ヶ月で資産が倍になった」といった情報が目に入ります。
しかし、こうした成功例はあくまで一部であり、再現性は高くありません。
皆さんも株を深く知る前は株ってなんかギャンブルみたいなイメージ・・・って思っていませんでしたか?
そういった気持で投資の世界に入って短期間で大きく儲けるぞ!みたいな気持ちで投資をしてしまう方が実際多いです。
なぜ失敗しやすいのか
それではなぜ短期間で大きく儲けようとすると失敗しやすいのでしょうか?
理由としては以下のようなことが挙げられます。
- 値動きが激しい銘柄に手を出しやすい
- 根拠の薄い情報で売買してしまう
- 株価が下がるとパニックになりやすい
短期売買は、相場観・テクニカル分析・メンタル管理など、多くのスキルが必要です。
初心者がいきなり挑戦すると、損失を出す可能性が高くなります。
対策
それでは一体どういう投資をすればいいのでしょうか?
答えは「年単位で企業の成長を見る」です。
最初は長期投資を前提に考える。これを頭の中においておきましょう。
「すぐに儲ける」より「長く続ける」意識を持つことです。
失敗② なんとなくの雰囲気で銘柄を買う
次になんとなくの雰囲気で銘柄を買ってしまうことです。
「有名な会社だから」
「みんなが買っているから」
このような理由だけで銘柄を選んでしまうのも、初心者によくある失敗です。
もちろん有名な会社であれば安心と思う気持ちはわかりますが有名な会社というだけでは買う理由にはなりません。
なぜ失敗しやすいのか
ではなぜなんとなくの雰囲気で購入すると失敗しやすいのでしょうか。
それは以下の理由が挙げられます。
- 事業内容を理解していない
- 株価が下がったときに判断基準がない
- 少し下落しただけで不安になる
企業の中身を理解していないと、株価の変動に耐えられません。
結果として、安値で売ってしまい、後から後悔するケースも少なくありません。
対策
ではどのように対策をすればいいんでしょうか?
答えは投資する会社の情報を調べるです。
以下のことを意識してから株を購入するようにしましょう。
- 「この会社は何で利益を出しているのか」を説明できる銘柄を選ぶ
- 決算資料や企業HPを最低限チェックする
- 自分が普段使っている商品・サービスの企業から選ぶ
失敗③ 一度に全資金を投資してしまう
初心者ほど「今がチャンスだと思った」「どうせ長期で持つから」と一度に全資金を投資してしまいがちです。
なぜ失敗しやすいのか
一度に全資金を投資してしまうと失敗しやすくなるのでしょうか。
その理由は以下のような点が挙げられます。
- 株価が下がったときに追加投資できない
- 精神的なプレッシャーが大きくなる
- 冷静な判断ができなくなる
株価の天井や底を正確に当てることは、プロでも困難です。
一括投資はリスクが高くなりやすい点を理解しておく必要があります。
対策
対策としては以下のことに注意して投資をするようにしましょう。
- 投資資金を複数回に分ける
- 最初は資金の2〜3割から始める
- 常に余裕資金で投資する
失敗④ 損切りができない
含み損が出ると「そのうち戻るはず」「今売ったら損が確定する」と考えてしまい
損切りできないケースも非常に多いです。
なぜ失敗しやすいのか
ではなぜ損切りできないと失敗しやすくなるのでしょうか。
理由は以下のことが挙げられます。
- 損失を認めるのが怖い
- 自分の判断を正当化したくなる
- ナンピンで状況を悪化させてしまう
結果として、小さな損失で済んだはずが、大きな損失に膨らむこともあります。
対策
対策としては以下のことに注意して投資をするようにしましょう。
- 購入前に損切りラインを決める
- 感情ではなくルールで判断する
- 「小さな損は投資の必要経費」と割り切る
失敗⑤ 情報を追いすぎて判断できなくなる
初心者ほど、SNS、ニュース、掲示板、YouTubeなど、あらゆる情報を追いかけてしまいます。
中には悪質な情報を流している人もいます。
なぜ失敗しやすいのか
それではなぜ情報を追いすぎると失敗しやすくなるのでしょうか。
理由は以下のことが挙げられます。
- 意見がバラバラで混乱する
- 売買の軸がブレる
- 常に不安を感じるようになる
情報が多すぎると、逆に判断力は低下します。
対策
対策としては以下のことに注意して投資をするようにしましょう。
- 情報源を2〜3つに絞る
- 自分なりの投資方針を明確にする
- 他人の意見に振り回されない
失敗を避けることが投資成功への近道
株式投資は、大きく儲けるゲームではなく、大きく失敗しないゲームです。
初心者のうちは、「勝つこと」よりも「致命的な失敗を避けること」を最優先に考えるべきです。
今回紹介した失敗を避けるだけでも、長期的な投資成績は大きく変わってきます。
まとめ
株式投資初心者がやりがちな失敗5選は以下の通りです。
- 短期間で大きく儲けようとする
- なんとなくの雰囲気で銘柄を買う
- 一度に全資金を投資してしまう
- 損切りができない
- 情報を追いすぎて判断できなくなる
投資で一番怖いのは、失敗から学ばないことです。
失敗することは恥ずかしいことではないです。むしろ失敗することは当たり前です。
失敗パターンを知り、同じミスを避けることで、着実に投資スキルは向上していきます。
まずは焦らず、少額から、長期目線で。
それが、初心者が成功に近づく一番の近道です。