目次
- 1 株とは
- 2 STEP1.証券会社を選ぶ
- 3 STEP2.口座を開設する
- 3.1 口座開設をする手順
- 3.2 スマホならiSPPED・パソコンならMarketSpeed2ならをインストールする
- 4 STEP3.購入する株を決める
- 5 STEP4.株を購入する
- 6 STEP5.株を売却する
- 7 おまけ
「今の時代投資をするべきだ」「投資まだしてないの?」など日本全体が昔と比べて投資をするのが当たり前の時代になってきました。
でも「始めてみたいけどどうやって始めたら良いの?」「難しいんじゃないの?」と思っている方に株式投資のやり方や基礎知識を紹介していきます!

株とは
株式投資の始め方を説明する前にまず株とは一体なんなのかについて説明します。
これを知っておかないとただなんとなく株を買って大損してしまって「もう投資はやめて貯金しよう…」みたいな考えになってしまいます。
ちゃんと株のことを理解して投資を行うことで無駄な損を回避して勝率を上げることに繋がっていきます。
株式とは
まずそもそも株式についてですが一言で言うと「株式会社が事業に必要な資金を集めるために発行する証明書」です。
企業成長をしていくために必要になるものが「資金」ですがそれを調達する手段の1つとして株式を発行して多くの投資家から株式(会社の所有権)を対価に資金を調達します。
その得た資金で設備投資や研究開発を行うことで利益を出し株式を購入した投資家に還元されていくという仕組みになっています。

どうして株価は上昇したり下落するのか
ニュースを見ていると日経平均が過去最高の◯◯円を更新であったり、ある企業の株価が大暴落など株価が上がったり下がったりしているのはなんとなく分かる人は多いのではないでしょうか。
ではどうして株価が上がったり下がったりするのか?
答えは「需要と供給」です。
買いたい人が多ければ株価は上がり売りたい人が多ければ株価は下がります。
買いたい人が多い状態というのはその会社の業績がよかったり今後伸びる可能性がある企業であるということです。売りたいのはその逆です。

投資をする前に
株式投資を始める前に皆さんに知っておいてもらいたいのは「株式投資はギャンブルではない」ということです。
「株はギャンブルだ!」みたいなイメージを持っている方は少なからずいると思いますが株価が上がったり下がったりするのには必ず理由があり「株式相場は投資家の心を写す鏡」です。
株で負けたから辞めるのではなくなぜ株価が下がったのか、次はどこに気をつけて銘柄を選べば良いのかをしっかりと分析して投資をするようにしましょう。
STEP1.証券会社を選ぶ
前項では株の基礎的な知識を学ぶことができたと思います。
それでは本題の株式投資を始めていきます。
まず最初に株を購入するためには「証券口座」が必要になります。
特に決まっていない方はこれから紹介する3つから選ぶようにしましょう。
迷ったら楽天証券
証券口座はかなりの種類があり用途によって選び分けたりする人もいますがこだわりがなければ「楽天証券」でいいと思います。実際僕も使っていますが不便なく使えます。
楽天をよく使う人ならポイントで投資することも可能です。
なので楽天をよく使う人であればなおさら楽天証券で良いと思います。
昔からあるのは松井証券
次は松井証券です。松井証券は1日50万円まで株取引の手数料が無料で操作の簡単さやサポートが手厚いのでこちらも初心者の方におすすめです。
色々な金融商品に投資したい人はSBI証券
SBI証券は取り扱い商品が国内トップクラスで米国株など幅広く投資したい方はSBI証券を選びましょう。
STEP2.口座を開設する
それでは証券会社を決めたら口座を開設していきましょう。
楽天証券の場合で説明をしていきます。
口座開設するために用意するもの
・スマートフォン
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
口座開設をする手順
その1.楽天証券 公式サイトにアクセス
まずは楽天証券の公式サイトへ移動して口座開設をタップ
その2.楽天会員の登録有無を選択
- 楽天会員ではない方:「楽天会員ではない方」をタップ
- すでに楽天会員の方:「楽天会員の方」をタップ

楽天会員ではない方
メールアドレスを入力して同意のうえ送信をタップ

入力したメールアドレスに楽天証券からメールが届いているので、メール本文のリンクをタップ
すでに楽天会員の方
「楽天会員の方」の場合は、ユーザーIDまたはメールアドレス、パスワードを入力してログインをする

その3.本人確認書類の提出
・開設する本人の「国籍」を選択

・本人確認書類を選択

注意事項を確認してから「注意事項を確認しました。」にチェックを入れて、「次へ進む」をクリック

その4.本人確認書類の原本アップロード
本人確認書類の表面を撮影

次に本人確認書類の厚みを撮影

本人確認書類の裏面を撮影

その5.顔写真の撮影
顔を正面から撮影

正面の撮影が終わったら首振りの撮影も実施

その6.個人情報の入力
本人確認が完了したら、氏名・住所等の情報を入力。

その7.納税方法の選択
以下のいずれかの納税方法を選択しましょう。
初心者の方は確定申告が不要(楽天証券にまかせる)特定口座(源泉徴収あり)にしましょう。
これを選択しておけば確定申告が不要になり、納税も証券会社が行ってくれます。

その8.NISA口座の開設(任意)
NISA口座を開設するか選択します。
初めてNISAを開設する方 → 「開設する」「初めて開設する」を選択
すでに他証券会社でNISAをはじめている方・NISA口座が不要な方→「開設しない」を選択

その9.楽天カード、楽天銀行等の申し込み
楽天カードの「申込む」「申込まない」のどちらかを選択

楽天銀行の「申込む」「申込まない」のどちらかを選択

楽天FX・信用取引口座の「申込む」「申込まない」のどちらかを選択

FX・信用取引口座については初心者の方に関しては基本的には不要です。
その10.ログインパスワードの設定
ログイン用の パスワードを入力

その11.入力内容の確認
これまでに入力してきた内容に間違いがないか確認して間違いがあれば修正をしましょう。

その12.規約内容の確認/重要書類への同意
重要事項書類を確認し、「規約等に同意して申込を完了する」をクリック
その13.申込完了
「口座開設の申し込みが完了しました」と画面に表示されば、申し込みは完了です。
スマホならiSPPED・パソコンならMarketSpeed2ならをインストールする
口座開設が完了したらスマホの方は楽天証券のiSPEEDというアプリをインストールしておきましょう。
パソコンの方はMarketSpeed2をインストールしましょう。
このアプリで株の取引がスムーズに行えます。
STEP3.購入する株を決める
口座開設が完了したらいよいよ株を購入していきます。
まずどの銘柄を購入するかを選びましょう。
最初から色々なデータを調べると挫折してしまうかなと思うのでまずは買いたいと思った銘柄を買いましょう。
自分の身近なものでいいと思います。例えば伊藤園のお茶が好きでよく飲むなら伊藤園の株を買ってみる。
最初はそんな考え方で良いと思います。
STEP4.株を購入する
購入する株が決まったら実際に購入してみましょう。
実際に注文するわけですが注文方法も複数の方法があります。
基本的に使用する2つの方法をご紹介します。この2つを覚えておけば基本的に問題ありません。
値段を気にせず購入する「成行注文」
まず1つ目の注文方法が「成行注文」という注文方法になります。
この注文は自分が金額を指定するのではなく市場ので成立する最良の価格で取引するという注文方法です。
すこし分かりづらいですね。簡単に言うと「値段は気にしないから今すぐ欲しい人」に向けた購入方法です。
値段を決めて購入する「指値注文」
次は「指値注文」です。この注文方法は成行注文の逆の注文方法になります。
値段を気にしない成行注文に対し指値注文は◯◯円になったら購入するという注文方法です。
自分が狙った金額で株を購入できるということになります。
STEP5.株を売却する
購入した株が上がってもう売りたい(利確)もしくは株価が下がってこれ以上損失が増える前に売りたい(損切り)場合保有している株式を売却しましょう。売却方法は購入した時と変わりません。
注文方法も成行と指値があり自分にあった注文方法で売却しましょう。
おまけ
おまけになりますが楽天証券の「iGrow」というアプリもインストールしておきましょう。
このアプリは今自分がどの株をどの金額持っているかや株以外にも金や債権など資産を一目で確認することができます。その他にも配当金(株式を持っていると分配されるお金)がどれぐらいもらえるかなどもっ確認することができます。すぐに必要になるわけではありませんがインストールしておきましょう。